興部町

北海道猟友会興部支部興部部会




エゾシカ残滓微生物処理による概要



提案 : 北海道猟友会興部支部 興部部会




  
   北海道におけるエゾシカの生息数は65万頭 (2010年度) に達し、北海道では有害駆除等にて

 適正数まで捕獲を進めるとされています。

   捕獲個体については、第一に有効活用を目的とした食材としての消費、また、皮革等は加工すること

 により商品価値を高め利活用の効果を期待している。

   しかしこれらの有効活用した後の残滓(個体重量の70%程度)、または、有効活用に適さない時期の

 個体の処理については、全国、全道規模において効果的な方法が提案されていない状態であり、

 一般廃棄物処分場での埋め立て、又は、大量の燃料を消費しての焼却、あるいは、死亡家畜処理場に

 て高額な処分費を払っての処分程度である。

   そこで、興部町として北海道、各市町村及び捕獲従者にそれぞれメリットのある方法を提案し、その有

 効性を全国の市町村へ北海道基準として新たな確立した安価な処分方法を提案致します。







 【 提 案
  
   木材チップ (バーク、工事現場等のチップ等) と微生物(購入)を利用し、菌床を作る。菌床について

 は、発酵による熱(70℃程度)が発生され、その熱により水分を蒸発させ(臭いも防ぐ)エゾシカの残滓

 を約3日間で土状(白骨化)に変える方法である。この方法は、家畜糞尿、下水道汚泥等及び生ごみを

 利用した堆肥製造と同じ方法である。なお、エゾシカを処理した処理物は堆肥と同じ状態であるが、昨今

 の口蹄疫、狂牛病の観点から食物堆肥として活用は考えない。一般廃棄物処分場での最終処分とする。

   これらの設備の準備として菌床(バーク等)、種菌等の購入、切り替えし車両のリース、借用家屋の修


    

効        果


北 海 道

 ・施設が簡易的(安価)のため各市町村への補助等の額が少なくて済む。

 ・各市町村に狩猟等での捕獲個体の残滓の受け入れ(シカステーション等)を要望できる。


市 町 村

 ・捕獲に適切な時期に有害駆除としての捕獲が効果的に進む(施設受入能力なし)

 ・一般廃棄物処理施設の受け入れが容易(覆土と同じ性状)、衛生的に良い


捕獲従事者

 ・有効活用における受け入れ数の施設の能力に関係なく捕獲ができる。

 ・曜日、時間等に関係なく捕獲個体を処分できる。





 【 施設設備 】

  ◎ 施設設備費の低減 : 離農等の建物を借りる  (貸す、借りる双方にメリット)

   ・堆肥舎がベスト  (最低限の設備 : 屋根、床、擁壁コンクリート)、乾燥庫等でも可

   ・空気取り入れ開口部(窓、シャッター)、電気、水道、切り替えし車両が必要

 【 施 設 】

  ・ ごみ処分場に併設することにより、切替し人件費、作業車両が不要にて経費の削減
   ※ 休日、時間外の受入に工夫が必要
 
  ・ 設備賃貸は、駆除事業の撤去時(財政難等)に資産の整理等が不要
   ※ 切替し人件費、作業車両が必要。休日、時間外に関係なく捕獲者の持込みが可能





 【 処理能力比較

   ◎ 微生物処理  

   興部町エゾシカ微生物残滓処理    100kg/日

   1年間処理    100kg/日 × 365日 ~ 36,500kg/年 (36.5t/年)

   頭数換算   36,500kg/年 ÷ 100kg/頭 ~ 365頭

 【 問題点 】

 ・最大投入でも最小投入でも、係わる経費は同じ(1頭でも365頭でも同額)
   (獲れば安価、獲らなければ高価 : 目的 ・意識 ・意欲により変動!)

 ・1日1時間程度の切替し作業と加水(100L程度)が必要



  ◎ 処理業者

  
365頭 × 9,450円 = 3,449,250円

 【 問題点 】

 
・処理頭数により経費が変動






 ◆ 参考

 【 エゾシカの推定生息数 】 (北海道立総合研究機構 研究主幹 宇野 裕之 氏)

 東部地区(オホーツク総合振興局管内対象)      生息密度 : 約16頭/k㎡(2009.10月)

興部町総面積

生 息 数 捕 獲 係 数 捕 獲 数

362.41k㎡
(×16頭/k㎡~)

5,799頭 ♀ 12.5% ♀ 725頭/年





 
【 処理能力

  設定処理能力   エゾシカ残滓   1日  100kg






 
【 初期投資 : 菌床作成 】

 ・ 木材チップ  8L

 ・ S-pas菌(エスパス菌) 10kg + 微生物の餌 + EM資材(HDM2,3)各3L

 ・ 水  100L






 
【 毎月の管理 : 菌床能力維持管理 】

 ・ S-pas菌(エスパス菌)   1kg  (初期投入の10%)

 ・ EM資材(HDM2,3)各3L

 ・ 2~3日毎の加水  100L






 
【 維持方法 】

 ・毎日1回程度の菌床切替しを行う。(微生物の適正維持の為、菌床内に空気を取り入れる。)

 ※ 微生物の働きにより、有機物を水と炭酸ガス、窒素化合物に分解する。






 
【 処理実績 】 平成23年8月~平成24年2月
投入量 投入数(頭)) 投入役重量
(kg)
備    考
エゾシカ ヒグマ
8月 0 380 8月24日開始      7日間
9月 0 0 680 30日間
10月 11 18 1,330 1.7日毎に1頭 : 42.9/日
                31日
11月 22 0 0 31 6,050 有効活用後の残渣  121頭
121頭×50kg~6,050kg
11月  12月  1月  2月
 30+31+31+10=102日間
12月 32 12 0 0 44
1月 28 11 0 0 39
2月 0 0
100 49 152 8,440 延べ日数170日
【 処 理 】
日換算8,440kg÷170日間~50kg/日
頭数換算8,440kg÷100kg~84.4頭


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